新しいお部屋に引っ越すときには多額の費用がかかります。引っ越し代、食器や家具、家電製品などを買ったりすると、結構な金額になります。やっぱり、入居時の初期費用はできる限り安く抑えたいですよね。今回は初期費用を抑えたお部屋探しのポイントとその注意点をお伝えします。
〇目次
１．まずはゼロゼロ物件に注目する
２．敷金０円には要注意
３．ゼロゼロ物件には付属の条件がいっぱい？
４．保証会社を利用しない？！
５．まとめ
１．まずはゼロゼロ物件に注目する
ゼロゼロ物件とは敷金礼金ともに０円の物件です。
敷金と礼金は東京都内では１か月分であることが多いのですが、家賃２か月分を初回費用として支払うことになると、それだけで結構な費用になっていきます。
このため、初期費用を抑えるためには、まず敷金礼金が０円であるか、チェックすることがポイントになってきます。
２．敷金０円には要注意
ただし、ゼロゼロ物件には注意しておくポイントもあります。
特に、敷金０円の物件には後々注意が必要です。
敷金は家賃や原状回復費用などの支払いができなかった場合に充当される預り金の役割を果たします。
敷金０円の場合、退去する際に原状回復費用がそのまま請求されることもありえますので、入居する時は安く抑えることができても、退去する時に負担がかかる可能性があることを理解しておく必要があります。
３．ゼロゼロ物件には付属の条件がいっぱい？
ゼロゼロ物件にはもう一つ注意しておく点があります。
敷金が０円の場合、貸主・不動産会社側では原状回復費用を確実に徴収できるように「クリーニング代」と称した、お部屋の掃除費用を入居時に徴収する場合があります。
また、クリーニング代とは別に「除菌・消毒料」など、お部屋の消毒のための費用が発生することもあります。
この他にも文書作成費、消防設備（消火剤）購入費など様々な名目で費用が掛かる場合があります。
ゼロゼロ物件だけのお話ではありませんが、初期費用を抑えるポイントとして、他の付属の条件にいくら費用がかかるのかはチェックしておくことが大切です。
４．保証会社を利用しない？！
従来、賃貸アパートを借りる際には必ず連帯保証人が必要でしたが、最近では、連帯保証人の代わりに保証会社を利用するケースが増えています。
保証会社を利用する場合、契約時に初回保証料として家賃の４０％～７０％の保証料を支払う必要があります。
この保証料も初期費用としてのしかかることになりますので、もし、連帯保証人になってもらえる方がいるのであれば、保証会社を利用しないことで、初期費用を抑えることができます。
ただし、物件によっては保証会社を利用することが必須となっている場合があります。
５．まとめ
初期費用を安くするための方法としては、
① 敷金礼金０円で
② 付属の条件が少ない
③ 保証会社を利用しなくても良い
物件を探すのが良いでしょう。
検索サイトでは細かい部分がわかりにくかったりしますので、初期費用を抑えたいと考えていらっしゃる方は、信用できる不動産屋さんに相談するのが近道です。
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