「新婚さんのお部屋探し」でも少し触れましたが、お部屋探しで意外に盲点なのが「収納」です。ついつい、建物の外観、立地、家賃などだけに目が行きがちですが、この点を見逃すと生活してから不便さを痛感することになります。
〇目次
①収納の必要性
②収納のチェックポイント
③まとめ
①収納の必要性
最近では「ミニマリスト」という言葉も聞くようになりました。
自分のライフスタイル上不要なものを極端に減らして生活するスタイルのことを言うのだそうです。
最低限の必要なものだけを確保し、収納する物を少なくすれば、押入れやクローゼットの広さや有り無しを考える必要はありませんが、知らず知らずに物は増えていくもの。。。
同居やご家族の方々にとっては、単身者に比べ２倍、３倍と物は増えてしまいます。
具体的には、次のような物があります。
・季節ものの洋服
・扇風機、暖房器具、こたつなどの季節を限定する家電製品
・布団や毛布
・キャリーバックなど旅行用品
・本や漫画
・（普段あまり使わない）食器類
・靴
・クリスマスツリー
・シャンプーや洗剤など消耗品の予備
などなど。
収納に悩む物のランキングでも常に上位に位置しているのが洋服と家電製品です。
洋服は量が多いこと、家電製品は幅があるために、押入れやクローゼットでも場所をとったりします。
ミニマリストでない方にとって、お部屋探しをする際には「収納」という言葉を頭の片隅に入れておいた方がよいと思います。
②収納のチェックポイント
では、お部屋探しをする際に、どんな点に注意したら良いのでしょう。
・間取りから収納の有無、広さをチェック！
クローゼット、収納の有無は、間取り図面からしっかり確認しておきましょう。
図面は必ずしも実測されたものではありませんが、居室に対してどれだけの広さになるか、収納箇所の数、位置はしっかり見ておくと良いです。
・流し台の下、洗濯機置き場の上をチェック！
オーソドックスな間取りであれば、居室にクローゼットや押入れが配置されています。
実は、それ以外にも注意しておいた方が良い場所があります。
「流し台の下」と「洗濯機置き場の上」です。
自炊される方、同居・ご家族で暮らす方々にとっては、流し台の下の収納は、フライパンや鍋、お米や缶詰などを置く場所として重宝します。
二人以上で生活することを考慮して設計された建物は、ほぼ大丈夫かと思いますが、単身で生活される方で、かつ自炊中心の生活をされる場合、１K、１Rのお部屋には、流し台の下が冷蔵庫になっていて、収納場所がない場合がみられます。
料理をされる方は、これらの物をどのように置いておくのか考えておく必要があります。
また、洗濯機置き場の上に収納場所があれば、洗剤やお風呂用品、お掃除用品などの予備を保管しておくことができますし、脱いだ服などを置いておく場所にすることもできます。
・収納スペースの形をチェック！
収納スペースも写真のようなクローゼット型なのか、押入れのような仕切りがあるのかにも、着目しておくと良いでしょう。
非常に大きなものをお持ちの場合、押入れのような仕切りがある収納であれば、しまいたくてもしまえない場合が考えられます。
逆に、しまう物が多い場合は、押入れのような仕切りがあった方が、効率的に収納することができるでしょう。
洋服が多い方にとっては、ハンガーラックがついているクローゼット型の方が、しわにならずに保管できるので重宝すると思います。
③まとめ
お部屋の内見に臨む際には、現在持っている荷物がそもそも収納できるのかどうか、これから購入する予定の物が収納できるかどうか、チェックしていきましょう。
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