
1.家賃の目安は?
2.最適な間取りって?
親と別居している人のうち、結婚を機に新たな住居に引越した人に対して、新居の間取りを尋ねたところ、「2LDK」が35% で最も高く、次いで「1LDK」が22%、「2DK」と「3LDK」がともに12%で続く。
調査では2LDKが割合としては高い傾向にありましたが、間取りを考える上では、1DKまたは1LDKの間取りから検討してみることをおすすめします。
二人で生活する上で、お部屋はたくさんある方が良いように思われますが、使いきれない場合も多くもう少し家賃を抑えられたのでは。。。と後々になって後悔することも多いのが実情です。
二人暮らしは1DK、1LDKでも十分に生活できます。
この場合、リビング+寝室という使い方が基本です。
寝室には洋服の他に、ちょっとした本・漫画などを置いたり、化粧台・化粧品を置くスペースを確保していくことになるでしょう。
寝室がリラックスできる空間となれば、一人はリビングでTVを見たり、パソコンを使ったりして、もう一人は寝室で読書するなどのように、ひとりになる時間は確保できるものです。
ただし、次の場合はもう一部屋増やすかどうかを検討する必要があります。
・自宅で仕事をすることがある
・お互いに持っている荷物が多い
・ライフサイクルにズレがある
自宅で仕事をする、または趣味に没頭する作業スペースを確保したい場合は、本棚や作業台、机・いすを置くスペースを確保する必要があります。
お互いの持ちうる荷物が多い場合では、寝室以外に、荷物を整理するスペースがあるとよいでしょう。
また、ライフサイクルにズレがある場合、例えば、お相手が夜勤で自分が早朝出勤となる場合などは、お互いの睡眠時間を確保するためにも、寝室を分けることもあろうかと思います。
このように、どのように生活したいか(生活するか)も、しっかりと話し合っておくことが大切です。
3.気にした方が良い収納について
二人暮らしで最重要ポイントの一つが「収納」です。
お部屋選びはどうしても、きれいな外観、人気の設備、立地などに目をひかれがちですが、この収納は後の生活にじわりじわりと影響します。
下着や靴などの通年使用するものも収納は必要ですが、洋服には夏物・冬物があり、利用しない間は別に収納しておくことになろうかと思います。布団もそう。
これらの収納に対し、単純に二人分のスペースが必要になります。
旅行好きなお二人の新居であれば、キャリーケースなど双方でお持ちであれば、それも二人分。。。
デッドスペースに活用できる便利な収納ケースや突っ張り棒を使った収納スペースの確保などのテクニックはありますが、まずは、収納という視点を持つことが、快適な生活をしていく上で大切なポイントになります。
間取りから収納の数を確認して、内見の際には、収納スペースの幅・奥行き・高さをしっかり見ておくようにしましょう。
4.最後は。。。
全く異なるライフスタイルだった二人が共に生活を始めるわけですから、双方の言い分を主張しあっているだけでは、なかなかお部屋は決まらないでしょう。
家賃の目安、必要な間取り、欲しい設備、通勤にかかる所要時間や立地などなど、色々と話し合ったうえで、「二人で一緒に物件を見る」ことで、お互いのギャップを埋め、素晴らしい生活を築き上げてください。







