「分譲賃貸」という言葉を聞いたことはありませんか。分譲賃貸とは分譲マンションとして購入されたものを賃貸物件として貸し出しされているもののことです。
1.充実した設備、分譲賃貸の良さとは
元々、分譲賃貸マンションは購入用に造られていますので、設備や立地など好条件の物件が多く、間取りや広さなども賃貸専用に建てられたマンションよりもゆとりがあり、居住性が高かったりします。
そんな分譲マンションのメリットには次のような点が挙げられます。
① 共用部分も含めて設備がそろっている
分譲マンションには、安心・快適に暮らすことができる設備や機能がそろっています。
具体的には、オートロック、エントランスの応接スペース、24時間ゴミ出し可能なごみ置き場、駐輪場・駐車場などなど。
そもそも、購入者が一生暮らすことを前提にしていますので、建築時にニーズの高い設備や機能がそろっていることが多いのです。
また、耐震性や防音性なども優れている場合が多いです。
② しっかりした管理体制
分譲マンションは、管理人が常駐したり、定期的に巡回した管理体制になっているなど、賃貸マンションに比べてセキュリティがしっかりしていることが多いです。
管理組合を中心にセキュリティーや美観に気を配り、マンション全体のマナーやルールを守る体制が整っていますので、安心して暮らすことができます。
投資効率を優先して考えられる賃貸マンションに比べて、分譲マンションは「生活する人が安心・快適に暮らすことを優先している」と言えるでしょう。
2.分譲賃貸を借りる際に知っておくべきこと
分譲賃貸には借りる際に固有の注意点があります。
①契約期間
分譲賃貸の貸主は、「仕事の都合で一時的に家を空けるけれど戻ってきたらまた自分で住みたい」と考えている場合があります。
このような場合、定期借家契約というあらかじめ期間を定めた契約を結ぶことになります。
つまり、借りる側は、契約期間の終了時、貸主が再契約に応じなければ退去しなければならなくなることを理解しておく必要があります。
②マンションルールとオーナールール
分譲賃貸の場合、部屋の所有者(貸主)結ぶ契約書上のルールとマンション全体で定められているルールの両方を借主は守らなければなりません。
マンション全体ではペットの飼育が認められていて、お隣さんもペットを飼っているにも関わらず、部屋の所有者(貸主)との契約上はペット不可とされている場合があります。
隣が飼っているからいいだろうと勝手にペットを飼育してしまうと、貸主との契約を破ることになってしまい、最悪の場合退去を求められる場合もあります。
この他に、契約上認められていたことが、マンションのルールが変更されたため、できなくなってしまう場合も考えられます。
例えば、契約した時は24時間ゴミ出し可能だったのに、入居後、管理規約が変更され、指定時間内でないとゴミ出しはダメとなった場合は、マンションのルールに従う必要があります。
分譲賃貸は設備が外観のような目につきやすい部分以外に注意点が隠れています。
物件を借りる際は、契約期間やマンションのルール、共用施設の使い方などに注目しておくと良いでしょう。
また、マンションのエントランスや廊下、駐輪場やごみ置き場などの共用部分を見て回るだけでも効果的です。
特に、エントランスの掲示板やエレベーターに張り紙などが貼ってあれば、そのマンション特有のルールなどが示されている場合があります。
注意点はいくつかありますが、概ね居住性が高く、生活しやすい物件の多い「分譲賃貸」。
好条件の物件探しの方法として「分譲賃貸」という言葉を知っておくと、今後の部屋探しがスムーズになるかもしれませんね。
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