１．自炊派は調理スペースが重要
キッチンの構成要素は３点、「コンロ」「流し」「調理スペース」で、そのうち盲点になりがちなのが「調理スペース」です。
自炊する方にとっては、まな板で肉や野菜を切る場所は必須。
シングルタイプの１Ｒ・１Ｋでは居室の広さを確保するために、調理スペースのないミニキッチンが設置されていることが多いのです。
このため、自炊中心の生活を考えている方は、キッチンは調理スペースがあるかどうかは注意しておきましょう。
２．コンロの有無とガスの種類
設備条件の中に「システムキッチン」と書かれていればコンロは備え付きになるので、購入不要です。
一人暮らしで本格的に料理をするつもりがない場合は、コンロが付いているシステムキッチンの方が引っ越し時の初期費用を抑えられるのでおすすめです。
一人暮らし向けの１Ｒや１Ｋなどのキッチンでは火を使わず電気だけで調理する「ＩＨ式」が現在の主流です。
この他に、巻かれたコイルが熱くなって鍋やフライパンを置いて調理する「電熱式」もありますが、最近ではあまり見なくなりました。
コンロのないキッチンの場合は、当然コンロを購入する必要があります。
その場合、入居物件が「都市ガス」か「プロパンガス」かを確認する必要があります。
コンロはガスの種類によって購入すべき機種が異なるからです。
３．冷蔵庫はどこに置く？
冷蔵庫の置き場所にも注意が必要です。
基本的にはコンセントの位置などから冷蔵庫を設置するための場所を確保されている物件が多いのですが、築古の物件を大幅リノベーションをした場合など設置スペースがあいまいになっていることがあります。
特に、以前使っていた冷蔵庫を新しい部屋でも使う場合は、設置できるスペースがあるか、大きさも含めて確実に確認しておく必要があります。
この他にも、調理器具を置ける収納スペースがあるかなど、細かい点もありますが、最低限「調理スペース」「コンロ」「冷蔵庫の位置」は確認しておくと間違いがないでしょう。
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