せっかく自分が選んだお部屋。快適に過ごしたいですよね。色々ある物件の中から実際にお部屋を見学してみても、結局どれが良いのかなかなか判断がつかず、悩んでしまうこともあると思います。最後は結局、感覚でえいやっ!と決めてしまったり。。。そんなことをしないように、お部屋選びのちょっとしたコツをお伝えしていきます。
第1回は「抜けのある間取り」について。抜け?

〇目次
1.抜けとは
2.抜けのある部屋を選ぶには
3.引き戸で空間を広く見せる
4.まとめ
1.抜けとは
「抜け」とはお部屋の端から端までが見渡せる状態のことです。
抜けのあるお部屋には光や風の道ができやすくなり、全体的に明るくて通気性のある気持ちの良い空間になりやすくなります。
また、動線が広がるので窮屈な感じが抑えられ、お部屋に開放感が生まれます。
さらに、視線が窓を通じて外を眺めることができると、部屋をより広く感じるようになります。
2.抜けのある部屋を選ぶには
間仕切り壁が少ない、または一直線の部屋は、見通しが良くなります。
実際にある間取りではありませんが、下の1LDKの間取りでは、LDKから洋室、バルコニーを通じて、一直線に外を眺めることができます。
このような視認性の高い部屋は、引っ越し後のレイアウトも考えやすく、抜けを維持しやすかったりします。
①

■浴室、洗面、トイレなどの機能的な部分は左側に寄せられています。
部屋は、キッチン・リビング・浴室・トイレ・洗面室の配置により、様相が大きく変わります。
突き抜ける空間が少ない場合、どことなく窮屈さを感じさせてしまいます。
下の②の間取りも参考です。LDKから外を眺める視線は①より短くなります。
LDK10帖ですので、窮屈さは感じないでしょう。
しかし、①よりも空間の広がりという意味では若干狭いと感じる方の方が多いのではないでしょうか。
②

一般的に日常を過ごすリビング・ダイニングから見た時に、抜けがあると開放感を感じやすくなります。
3.引き戸で空間を広く見せる
リビング・ダイニングと居室部分をつなげる扉は、引き戸であった方が抜けを作りやすくなります。
一般的に開き戸の場合、部屋の遮断性や機密性が高く、扉を閉めることを前提に使用します。
そのため、視線は開き戸でさえぎられる形になります。
一方引き戸も開き戸同様、部屋と部屋を区切るものではありますが、開き戸に比べて遮断性や気密性が低く、開いておいたままでも違和感はありません。
空間に抜けを作りやすいという意味では、開き戸より引き戸が利用されている部屋に注目すると良いでしょう。
4.まとめ
お部屋を広く見せることは、快適に過ごすための一つの手段です。
1Rと1Kの間取りでも、同じ専有面積なのに、1Rの方が広く感じる場合があります。
それは、キッチンと居室を区切る1Kでは、1Rよりも視線が短くなり、部屋によっては窮屈さを感じることがあるからです。
また、引っ越し後の家具の配置次第では、せっかくの抜けを失ってしまう場合もありますので、レイアウトを考える時には、自分がくつろぐ空間から遠い位置まで見渡せるように、家具などの配置を考えるのが良いでしょう。
1Rや1Kの場合は玄関から直接居室を見られたくないという問題もあります。
お部屋選びは様々な観点から選ぶことが大切ですが、快適さを考えるうえで「抜け」を意識してお部屋を探してみるのも良いと思います。
お部屋選びの参考にしていただけると幸いです。
次回は動線です。






