お部屋探しで意識しておいた方がよいポイントの一つに「換気」があります。最近は花粉症などの疾患により、お部屋の換気を行わない方も増えましたが、賃貸アパートでは換気を考慮しておきたい事情があったりします。

1.換気の重要性
2.効果的な換気の方法
3.24時間換気システム
4.気になる電気代
5.まとめ
1.換気の重要性
最近では花粉症やアレルギーなどの理由から換気を行わない方もいらっしゃいますが、賃貸住宅での生活において、換気は適度に行っておいた方が良いです。
それは、換気をすることで、お部屋の湿度を適正に保つことができるからです。
梅雨時、冬場などはお部屋の湿度調整を行っておかないと、退去時の原状回復で大きな影響を与える「カビ」が発生する可能性があります。
また、換気は湿度調整以外にも、次のような効果を生みます。
・除塵(じょじん)・・・ほこりを追い出すことで、埃に付着している有害な菌を追い出す。インフルエンザや風邪予防になります。
・脱臭(だっしゅう)・・・こもった臭いを排出し、部屋に臭いが残らないようにする。
換気は体調の維持に大切であるとともに、お部屋を適正に保つためにも必要であるということは、頭の隅に置いておくと良いでしょう。
2.効果的な換気の方法
換気は風の流れがとどまらないスムーズな道筋を意識して行うことが大切です。
風の流れは入口と出口が別々の一方通行が原則です。
換気扇などで強制的に空気を排出する場合でも、入口に当たる窓が開いていないと効果が薄れてしまいます。
また、風の入口として一つの窓を開けるだけでは、近くの空気が入れ替わるだけで、お部屋の換気がなされません。
お部屋の中全体の空気が入れ替わるように、入口と出口を意識して窓やドアを開けたり、換気扇を回したりするのがポイントです。
3.24時間換気システム
最新の賃貸アパートでは窓を開けたりしなくても、設備として「24時間換気システム」を導入していたりします。
24時間換気システムでは、機械制御で常時換気できるようになっていますので、居住者が特段意識しなくても、居室の換気がなされるようになっています。
1時間に居室の半分の空気が入れ替わるようになっているため、お部屋の環境を維持するにはとても効果的なシステムと言えるでしょう。
4.気になる電気代
24時間換気システムの場合、電気を使用する以上、電気代がかかりますが、大きな負担になるという訳でもありません。
換気システムに設置されているファンの性能にもよりますが、1か月の電気料金はおよそ400円程度になると思われます。
ファンの消費電力を20W、電気代1kWh=27円と仮定。
0.02kW × 24時間 × 27円 × 30日 = 388.8円
もちろん、年間を通していくと大きな金額になっていきますが、止めることによりカビなどが発生した場合の被害を考えると、退去時に重い負担を支払うよりは、居室を適正に維持するための費用と考えていた方が良さそうです。
5.まとめ
お部屋探しをする際は、居室全体の換気をしやすい間取りとなっているかを見ておくのが大切です。
風の流れが滞りそうな場所は、湿度が高い状態が続くため、どうしてもカビが発生しやすくなります。
特殊な間取りのお部屋を借りようとしているときは、風の入り口と出口を作ることができるようになっているか、新しい空気が部屋全体に行き渡りそうかを意識して考えるようにしてみてください。
〇お部屋探しのポイント
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