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ペットと暮らす~ペット可物件の注意点

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カテゴリ:ペットライフ
内閣府から発表されている動物愛護の世論調査では、ペットを飼うのが好きと答えた方は全体の68%。半数以上がペットに対し好意的であることが示されており、36.7%の方が「飼っている」と答えています。賃貸住宅においてもペット可、ペット要相談物件がありますが、お部屋探しに際して色々と注意点があります。






〇目次
1.賃貸住宅におけるペットの立場
2.知っておくべきペット可物件の条件
3.まとめ



1.賃貸住宅におけるペットの立場



賃貸住宅のうちペット可物件は全体の約1割程度という調査もあるくらいで、ペットとともに生活できるお部屋探しに苦労されている方が多くいらっしゃるのが現状です。

また、少ないペット可物件を入居できた方は、長期間そのお部屋を借りる傾向が強いので流通する物件も少なくなり、余計ペット可物件探しが難しくなっているとも考えられています。

ペット可の物件が少ない理由は様々ありますが、大きく分けると次のような理由になります。


① ペットが部屋を汚す、傷つける可能性が高い
② 近隣とのトラブルになりやすい
③ 入居者ニーズのミスマッチ



① ペットが部屋を汚す、傷つける可能性が高い

ペットにより柱や壁が傷つけられたリ、臭いが取れなかったりすると賃貸住宅の資産価値が大きく目減りします。原状回復できない大きな損傷は貸主側は避けたいものです。



② 近隣とのトラブルになりやすい

鳴き声や走り回る際の音、フンや尿の臭い、小さい子へ唸ったり、抜け毛が舞うなど、ペットに関する近隣トラブルの原因はいくつもあります。

ペットに関する近隣トラブルは貸主、借主、管理者すべてにとってストレスになるものです。



③ 入居者ニーズのミスマッチ

ペット可物件はあくまで、ペットを飼う方も入居可能というものです。
お部屋の条件がよければ、ペットが苦手な方でも入居します。

立地や設備など借主のニーズを満たす物件であれば、わざわざペット可の物件にする必要はなく、逆にペット可にしたことで、ペットが苦手な方がその物件を選ばない、又はお隣がペットを飼ったことで、退去してしまうリスクもあります。


ペットを飼いたいというニーズは高いものの、ペット可とすることで生じるリスクもまた高いのです。


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2.知っておくべきペット可物件の条件



このように貴重なペット可物件ですが、入居するのに他とは違う条件を付している場合が多く、他とは違う特徴があったりします。いくつかまとめておきます。


1.敷金が追加される

最もよく見られる契約条件です。
敷金を通常の入居に比べ1か月分多く支払うというものです。
柱や壁の傷の修繕やにおい除去などの原状回復費用に当てるのが主な目的です。
 

2.敷金が償却される

これもよくみられるケースです。
追加された敷金、又は最初に支払う敷金が契約当初から返ってこないことを条件とします。
これも原状回復費用に当てることが目的です。


3.家賃、共益費が高い

同じ間取り、設備、広さ、立地に比べると家賃が高めに設定されている場合が多いです。
共益費は共用部分を汚されたり傷つけたりした場合に修繕することになるため、他の物件より高めに設定されていたりします。


4.ペットの写真を提出する

ペットの大きさや頭数を把握するために、契約時に飼育するペットの写真を提出する場合があります。
多頭飼いが認められている物件でも、頭数が増える場合は管理する不動産屋さんなどに連絡するようにしましょう。



3.まとめ



このように、ペット可物件は探しにくく、またコストもかかりがちです。
隣人への配慮、物件の管理規約をきちんと守るなど、物件を取り巻く状況をきちんと理解する必要があります。

ですが、ペットとの生活はかけがえのないものです。
仕事帰りにあどけなく出迎えてくれる姿を見るだけでも、一日の疲れが癒されたり。

ペット可物件を探す場合は、立地、間取り、家賃、設備など、その時の運にもよりますが、すべてを満たすことはなかなかに難しいと言わざるを得ません。

通常のお部屋探し以上に、重視すべきポイントの把握と優先順位を考えておくことが大切です。

動くのが好きなわんちゃんなら間取りを広くとることを優先し、賃料はある程度上限を高く持つ、外を見るのが好きな猫ちゃんを飼っているなら、角部屋で窓の多い部屋を優先し、設備や築年数、立地にはこだわらない。。。などです。


最近では、「ペット共生型」というペットを飼育することを前提にした賃貸物件もあったりします。


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ペット可物件をお探しで苦労されていらっしゃる方、ぜひ当社へ一度ご相談ください。
(実は我が家も猫(2頭)を飼っており、ペット可物件を探す苦労は理解しています。。。)



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