ペット共生型マンションというのをお聞きになったことがあるでしょうか。ペット可の物件とは少しニュアンスが違い、ペットとともに暮らすことを前提として設計されたマンションです。まだまだ数は少ないですが、一定のニーズがありますので、今後も少しずつ増えていくかもしれません。
〇目次
1.ペット可の物件との違い
2.ペット用の設備
3.入居者同士の交流が図りやすい
1.ペット可の物件との違い
お部屋探しの際の条件の一つに「ペット可」または「ペット相談」があります。
ペット共生型は次の2点が「ペット可」「ペット相談」と異なります。
・入居者がペットを飼育することを前提にしている
・共用部、居室にペットのための設備がある
ペット共生型の中にはオーナー、管理会社から、ペット飼育に関する特別なサービスを提供している物件もあります。
通常のペット可の物件では、ペットを飼育していない方への配慮が必要な場合がありますが、ペット共生型では全員がペットを飼育しているため、入居者も安心して生活することができます。
2.ペット用の設備
各種物件によっても異なりますが、ペット専用の設備には次のようなものがあります。
①ドッグラン
敷地内に自由に走り回れるスペースを設けています。飼い主同士の交流の場にもなります。
②足洗い場
散歩帰りに足を洗う共用スペースを設けています。お部屋に入る前に汚れや雑菌を除くことができます。
③リードフック
最近では、コンビニなどにも見かけるようになりましたが、ペットをつないでおくためのフックです。
④ペット用の室内扉
室内のドアを自由に行き来できるように、ペット用に小さなくぐり扉を設けています。
⑤ペット対応の床・クロス
傷つきにくい・汚れにくい材質により、床やクロスを傷みにくくしています。
この他にも、間取りの中に、ペット用のトイレを置けるスペースを確保されていたり、玄関から飛び出さないように扉が設置されていたりと、ペット飼育上、問題になりやすい箇所に配慮されていたりします。
3.入居者同士の交流が図りやすい
ペット共生型の最大の利点は、入居者同士の交流が図りやすいことでしょう。
室内飼いがメインとなる猫であっても、ペットの飼育に関する相談窓口や、交流会などを積極的に進めるオーナーや管理会社が運営する物件も出てきており、交流の場を管理面からサポートしていたりします。
ペット共生型とは、ペットと共に暮らすという理念を形にしていく、現在進行形の賃貸スタイルです。
賃料はいくらくらいになるの?自分の住んでいる場所の近くにあるの?など、ペット共生型に関して詳しくお知りになりたい方は、お気軽にご相談フォームからお問い合わせください。
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